形見のハナシ

我が家の形見リスト

私の家には、形見と呼べそうなものが3つあります。

1つ目は、父が生前愛用していたロードバイクのサドル部分。
もともと自分が持っていた折りたたみ自転車より父のロードバイクの方が乗りやすかったため、自分の自転車を人にあげて何年も乗っていたんですが、あちこちガタが来て、修理するとなると新しい自転車を買った方が安いと言われて、折りたたみのママチャリに買い替えたんですよ。
できれば残しておきたかったんですが、今住んでいるマンションの物置が狭くて自転車が入らないため、本体は処分してサドルだけ残すことに。

2つ目は、母が通院の時に持ち歩いていた扇子。
私は暑がりなので、使う機会もそれなりにあると思いきや、意外と出番は少ないです。

そして3つ目は、私が形見と呼んでいいのか微妙ではありますが、母方の祖母が亡くなった時に母が受け継いだ祖母のコート。
革製のグレーのコートで、襟の部分にフェイクファーがついています。
実は、祖母が老人ホームに入るまで同居していた叔母(母の弟の奥さん)も狙っていたようなんですが、最終的に母の手元に渡ってきて、母も何回か外出時に着ていました。
母が亡くなった時、私は着そうにないと思ったんですが(プライベートの服装がカジュアルなので)、かと言って処分するのもなぁ…と思いつつ家のクローゼットにしまったまま現在に至ります。

今回は、この祖母→母→私と受け継がれたコートの話をすることにします。

意外な形で日の目を見ることに!?

このたび、私は遠出の計画を立てました。
好きなアーティストのライブに行くついでに、有名観光地を回る1泊2日の旅です。

メインの目的であるライブは中止になってしまいましたが、それ以外の目的地は予定通り行くことに。
今回を逃したら、次はいつ行けるかわからないので。

そこで問題となるのが服装。
最高気温が10℃近く違う場所に行くので、普段の服装で行くと絶対暑いなと。
で、いろいろ考えていて浮かんだのが祖母のコート。

一番のネックは、私の普段の服装がカジュアルなことだと思ったんですが。
実は、職場のドレスコードがビジネスカジュアルとされているため、仕事用の服装で行けば問題ないんですよね。
で、向こうにいる間は中に着ているカーディガンを脱いで、帰ってくる道中でまた着れば、気温の変化にも対応できるだろうと考えました。

ということで、今回は祖母から3代にわたって受け継がれたコートを着て出かけてきます。
今回行く観光地の中には、45年くらい前、まだ祖父母が生きていた頃に連れて行ってもらったところも含まれているので、当時より外国人が激増した今の状況を、祖母と母に見せる気持ちで行ってこようと思っています。

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